Firefoxのダウンロードマネジャからrox-Filerでフォルダを開く方法 [Puppy]
このウインドウ内でダウンロードした項目にカーソルを合わせ右クリックすると
ポップアップメニューの上から2番目に保存フォルダを開くが出現します。
これにカーソルを合わせクリックすると、Windows系ではファイルマネジャにより
ダウンロードされたファイルが保存されているフォルダが開きます。
Puppy Linux4.20の場合、ファイルマネジャはrox-Filerですが、自動的に起動されません。
そこでこれを起動する方法をPuppy Linux インストール (初心者向け詳細ガイド)に
補足する形で記載します。
1. 起動用シェルを/usr/local/bin/に適当な名前で作成する。
ーデスクトップからファイルをクリックし、↑をクリックで1レベル上のフォルダ(/)へ2. 作成したファイルを以下の内容に変更し保存する。
次にusr→local→binの順にクリックし/usr/local/binフォルダを表示させる。
ーこのフォルダ内で空いている場所で右クリックし新規作成→空のファイルをクリックし
作成ウインドウでファイル名を適当な名前を入力し作成をクリック
(今回はroxFromDLM)
−作成したファイル(今回はroxFromDLM)上で右ボタンを押し、テキストとして開くを3. 作成したシェルを実行可能にする。
クリックする。
−Geanyにより開かれたウインドウに以下を書き込み保存をクリック。#!/bin/sh
url="$@"
# detele "file://" from input parameter
dir="`echo "$url" | sed -e "s%file://%%"`"
# Does parameter have % strings ?
LENA=`expr length "$dir"`
B=`echo "$dir" | sed s/%//g`
LENB=`expr length "$B"`
if test "$LENA" -eq "$LENB" ; then
# no % means go to directory from Rox
exec /usr/local/apps/ROX-Filer/AppRun "$dir"
else
# otherwise open the directory from Firefox
exec /usr/lib/firefox/firefox "$url"
fi
rox-filerのフォルダ内で作成したファイル上で右ボタンを押し、プロパティをクリック4. Firefoxのダウンロードマネジャのウインドウで作成したシェルを登録する。
実行の欄のを選択された(レ点チェックされれた)状態にし更新をクリック。
ーFirefoxのツール→ダウンロードでダウンロードマネジャのウインドウを開き
ダウンロードした項目にカーソルを合わせ右クリックしポップアップメニューの
保存フォルダを開くをクリックします。
ー次に出力されたプログラムを起動ウインドウでプログラムの選択の右にある
選択ボタンをクリックします。
ー開かれた他のプログラムの場所にあるファイルシステムをダブルクリックし
usr→local→binの順にダブルクリックしていきます。
ー/usr/local/binフォルダで右スライドバーでファイル位置をスライドし、1で作成した
ファイル(roxFromDLM)を選択し、開くをクリックします。
ーこれによりプログラムを起動ウインドウにファイル名が入ります。このファイルを
選択し、今後はfileリンクは同様に処理するを選択しOKをクリックします。
この時、フォルダ名に日本語を使っていな場合にはrox-Filerが保存フォルダを開きます。
日本語のフォルダ名が使われている場合には、Firefoxがフォルダを開きます。
なお、既に何かのプログラムがダウンロードマネジャで登録されていた場合には、
上記のファイルに変更するためには、Firefoxの編集→設定からプログラムを選択し
ファイルの種類でfileを選び取扱い方法を毎回選択するに変更し4を実施してください。
Puppy Linux インストール (初心者向け詳細ガイド) [Puppy]
皆さんPuppy Linuxってご存知ですか?一旦知ってしまうとMicrosoftのWindowsが、いかに資源の無駄遣いを促進しているか実感できます。PCでのネットが遅くて困っている方は一度試してみてください。本当のエコはPuppyからでしょう。。
今まで数台のPCにPuppy Linuxをインストールしました。
ネットで色々調べながら設定したことを、日本語Puppy4.20のインストールからThuderbird2.0.0.22JPへの移行まで、ブラウザ・メールとOfficeスイートの導入までをまとめてみました。
この記事もPuppyからFirefox3.5jpで書いていますが、Thunderbird,Openoffice等、PCの基本機能のインストールまでを、できるだけ容易な言葉で書いてみたいと思っています。
(Linux関係のネット記事は専門用語が多すぎ、慣れないと理解に苦しむ事があります。汗 また情報のリンク先のサイトが閉鎖したり変更されているケースもありますので、可能な限りこのサイト内で記述しておきたいと思っています。
前準備
前準備は、Windowsで行う前提で書きました。
途中2-2以降は、PuppyをインストールしたPCから行うことも可能です。
初期起動はライブCDから行いますが、SDメモリーを使用し1-3のライブSD作成を行いUSBブートも可能です。(USBブート可能な機種のみ)
1. ライブCDまたはライブUSB SDの作成
パピーライブCDの作り方を参考にしました。
色々情報が入っていますので一度サイトを訪ねてみて下さい。
1-1. 最新版Puppy Linux isoファイル ダウンロード
パビーリナックス日本語版サイトの4.20日本語版リリースから通常版を保存ダウンロードする(puppy-4.20p1-JP.iso)1-2. CD ManupulatorでISOイメージからインストールCDを作成
UnixやLinux系ではダウンロードが間違いなく行われたかチェックする為に、~.md5.txtというチェックサム用ファイルが本体と共に置かれている事があります。今回はダウンロードサイトの本体のすぐ下にmd5sumのダウンロード・リンクがあり、これ(puppy-4.20p1-JP.iso.md5.txt)もダウンロードします。この時、本体とチェックサム用ファイルを同じフォルダに置いておくと次のwMD5sumで検証しやすいので同じフォルダに保存します。チェックサム検証用プログラムはKK.Kon氏のwMDsum(フリーウェア)からダウンロード、インストールし、検証してください。 使用方法もKK.Kon氏のダウンロード先に日本語で記載されています。
CD Manupulator(フリーウェア)については、ここを参照。
メニューの「トラック」→「ISOファイルの挿入」で1-1.でダウンロードしたpuppy-4.20p1-JP.isoを選択し、「CDへの書き込み」を選択し、「OK」を選択。以下1-3.はSDメモリーにUSB起動用のライブSDを作成する手順ですので、CD起動だけの場合はスキップしてください。
1-3. ライブSDの作成
ライブCDからSDメモリーの最上位(例えばドライブE:の場合はE:\)にすべての内容をコピー。今回のケースでは以下の8ファイルが対象。boot.cat boot.msg help.msg initrd.gr
isolinux.bin isolinux.cfg logo.16 pup_420p1JP.sfs
その後コピーされたドライブの、isolinux.binは消去しisolinux.cfgをSYSLINUX.CFGに名前を変更し、内容を以下に変更保存。(最後の部分、元はcdだったのをusbflashに)append initrd=initrd.gz pmedia=usbflash
SyslinuxでブーツローダをSDメモリー(F:ドライブ)に作成
Syslinuxの最新版(Zipファイル)をダウンロードしZIPファイルを展開する。
(私の場合はWin32フォルダの内容をフォルダごとd:\freewareに保存)
Windowsのコマンドプロンプト(ファイル名前を指定して実行でcmdと入力*1)から
以下のコマンドを入力 (青字部分が入力)
C:dir1\dir2> D:
D:\> cd freeware\win32
ここでSDメモリーのドライブ名を確認してください。
間違ってもC:などしないでください。
今回のケースではF:です。
D:\freeware\win32> syslinux -ma F:
以上でライブSDが作成されました。
注*1:Vistaの場合には、管理者として起動する必要があります。ここを参照してコマンドプロンプトを起動してください。
2. メールとWebお気に入りURL移行の為のファイルを抜きだし保管
WindowsでもFirefox,Thunderbirdを使用している前提です。これ以外のブラウザーやメール・ソフトを使用している場合は、ネットでブラウザお気に入り移行やメール移行などで検索してください。(今回の対象外です)またアドオンを使った移行は未検証ですので記載していません。
保管するWindowsフォルダは、PuppyインストールPCに接続可能なHDDやSDメモリーに適宜フォルダを作成してください。
なお2-2,2-3について、Puppy起動後の移行の場合はここを参照してください。
ただしWindowsでのプロファイル・フォルダは2-1でメモったものが正しい場所です。
2-1. FirefoxとThunderbirdのプロファイル・フォルダをメモる。
以下2-2、2-3で各プロファイル・フォルダから移行用のファイルの保存を行いますので、
Windows上のどこに存在するかメモするか、もしくは必要時点で以下の操作をします。
参照はここからですが英語のため抜粋を記載します。
Windows XPの場合スタート->ファイル名を指定して実行を選択
%APPDATA%と入力
OKをクリック表示されたWindoweエクスプローラ内でWindows Vistaの場合
Mozilla → Firefox → ProfilesでFirefoxのプロファイル・フォルダーへ飛ぶ
ThunderbirdでThunderbirdのプロファイル・フォルダーへ飛ぶ
このフォルダ名をフルネームでメモります。Startから検索開始に直接%APPDATA%と入力し検索をクリック
その後のフォルダ表示までは上と同様。 このフォルダ名をフルネームでメモる時はエクスプローラの上段のアドレスバーをクリックでフルネーム表示します。
2-2. Firefoxお気に入りブックマーク
上記Firefox のプロファイル・フォルダの場所からbookmarks.htmlをコピー&ペーストで保管用フォルダへコピーします。
2-3. Thunderbirdお気に入りブックマーク
上記Firefox のプロファイル・フォルダの場所から以下のフォルダとファイルをコピー&ペーストで保管用フォルダへコピーします。Profiles(フォルダ)
profiles.ini
registry.dat
3. OpenOffice3.1.0, Fireforx3.5, Thunderbird2.0.0.22のダウンロード保存
各日本語版の~.sfsと~.petを作成しWebに公開しているサイトを見つけました。
仔狗のESAサイトで最新日本語版がダウンロードできました。すごいサイトです。
一度訪問してみてください。肉球さんありがとうございます。
ダウンロードしたファイルは
カテゴリー:自家製petから firefox-3.5_JP.pet と thunderbird-2.0.0.22_jp.pet
カテゴリー:自家製sfsから OpenOffice3.1のsfsファイルJAVA入り
OOo-310_wJRE_ja.sfs
ようやく前準備が終了しました。次はインストールです。
インストール
OS立ち上げ、~.sfsや~.petの導入方法は、いろいろのサイトで記述があるので、
ここではWebブラウザとメールの移行を詳しく書きたいと思っています。
特に項番12は、まとまった記述が見つからず試行錯誤で成功しました。
手順を要約すると
1. ライブCDあるいはライブUSB SDから起動を行う為のBIOS設定の確認・変更
2. ライブCDあるいはライブUSB SDからPuppyでブーツ
3. ネットワークの設定等基本設定(他にサウンドの設定などがあるが、今回は省略)
4. 一旦シャットダウン->再起動で個人保存ファイル(~.2fs)を作成
5. OpenOfficeの起動をPuppyのスタートアップ設定に登録
6. Firefox,ThunderbirdのPetパッケージインストール
7. 一旦再起動
8. OpenOfficeの初期登録
9. デスクトップのブラウザとメールのアイコンからFirefox,Thunderbird起動に変更
10. Firefoxのブックマーク移行
11. Thunderbirdプロファイル移行
12. メール本文のURLクリックでFirefoxへの引き継ぎ設定
13. FirefoxとThunderbirdのフォントサイズの調整
14. 個人保存ファイルのバックアップ
状況に応じて14.の前に個人保存ファイルののサイズ変更を行ったり、
5.の変わりにHDDにフルインストールを行ってください。
では、各項目を記載します。
1. ライブCDあるいはライブUSB SDから起動を行う為のBIOS設定の確認・変更
PCを電源オン又は再起動し、起動直後のPCメーカー画面に従いBIOS画面にします(F2押下が多いと思います)
BIOS画面のブートデバイスの選択でブートしようとしているデバイスの順番を上位にします。
USBからのブートを行う場合、BIOSの種類によっては、USBにデバイスを差し込んだ状況でないとBIOSブートデバイス画面にUSBデバイスが表示されないこともあります。
具体的な方法はPCのメーカやBIOS種類によって異なりますのでネットで別途検索してください。
2. ライブCDあるいはライブUSB SDからPuppyでブーツ
ドライブにライブCDあるいはライブSDを挿入し、起動(あるいはBIOS設定からそのまま起動)
- Puppyロゴの下に「boot: 」と表示され8秒後に自動的に起動します。
- 「Mouse」の選択が出ます。上下のカーソルキーで選択しOKを押します。
- 「keyboard layout」の選択画面が英語で出ます。上下のカーソルキーで「jp106」を選択します。
- 次に「X server」の選択画面が英語で出ます。最近のパソコンは「Xorg」が選択できます。うまくいかない時は「Xvesa」を選びます。
- 画面のサイズを選択します。Xvesaでは選択前にTestできます。
- これでウィンドウマネージャJWMが起動します。他のディストリビューションと違って、追加ユーザーの設定はインストール時には行われません。rootで起動します。(windowsでいうAdministratorです)
- 起動後は最初に、タイムゾーンの設定とキーボードの確認をして下さい。日本は「GMT+9 (Tokyo)」です。
これによりPuppyがブートされPuppyのデスクトップ画面が出力されます。
3. ネットワークの設定等基本設定(他にサウンドの設定などがあるが、今回は省略)
Puppyでネットワークのセットアップを行います。
(有線LAN、無線LANも標準で設定可能と思われます)
スタート→セットアップ→ネットワークウィザードで設定を行います。
英語版Puppy4.0のマニュアルの日本語版があります。
英語の画面での説明ですが参考にして設定してください。
4. 一旦シャットダウン->再起動で個人保存ファイル(~.2fs)を作成
一旦再起動し、Puppyのインストールを終了させます。シャットダウン時に個人保存ファイルが生成されます。
この時点でFrangal Install(質素なインストール)でもよいですしFullインストールでHDDやSDにインストールしてもよいです。
ユニバーサルインストーラを起動しないでライブCD/SD+個人保存ファイルでも次回に設定が引き継がれます
5. OpenOfficeの起動をPuppyのスタートアップ設定に登録
- 再起動後、前準備3で保存したファイルの入っているドライブをデスクトップの下部から選択しクリックすることでファイルマネジャROX-Filerでマウントし開き、フォルダをクリックして保存場所に到達して下さい。
- もう一つのROX-Filerで上の4で個人保存ファイル(~.2fs)を保存を指定したドライブをクリックし、開きます。(通常/mnt/home/です)
- 両方のウインドウを見えるようにしてOOo-310_wJRE_ja.sfsをもう一つのファイルマネジャのウインドウにドラッグしコピーを選択します。(コピーされる)
- コピー後のファイルをOOo-310_wJRE_ja_420.sfsとリネームします。(リネームはファイルの上にカーソルを置き右クリック後のメニュでリネームを選択)
- その後スタート→セットアップ→Puppyセットアップを選択し、パピーの基本的な設定からパピーのスタートアップを設定をクリック。
- パピーブートの設定画面でsfsファイルのロードをクリック。左ペインからOOo-310_wJRE_ja_420.sfsを選択し→ADDをクリックし右ペインに移し”上の選択を無視。。。”の左にあるボタンをオフ状況にしOKをクリック。
これにより、次回再起動後に右ペインにあるsfsが自動インストールされます。
6. Firefox,ThunderbirdのPetパッケージインストール
- 5と同様に、前準備で保存した2つのpetファイルをPuppy Linux上にコピーします。
- 一つ目のFOX-Filerでダウンロードしたフォルダを、2つ目のFOX-Filerで/root上に例えばmyDownload等の名前でフォルダを作成し、そのフォルダを開き
- firefox-3.5_JP.petとthunderbird-2.0.0.22_jp.petをドラッグしコピーを選択します。(コピーする)
- 次にコピーしたfirefox-3.5_JP.petをクリックし、Puppyパッケージマネジャによりpetパッケージをインストールします。(この時LDAP系について、依存性のエラーが出ますが、LDAPを使用しない場合には問題なく稼働します。普通に使う場合はLDAP使わないので問題ありません。)
- 同様にthunderbird-2.0.0.22_jp.petをインストールします。(依存性のエラーは出ないハズです)
ここでインストールした内容を保存するため再起動します。
再起動後、デスクトップにOpenOfficeのアイコンが、スタートニュにインストールしたプログラムが登録されます。(メニューのカテゴリーでは、インターネット、ドキュメント、計算等に入ります。)
8. OpenOfficeの初期登録
デスクトップのOpenOfficeの例えばsofficeをクリックし、OpenOfficeの初期登録を完了させます。
9. デスクトップのブラウザとメールのアイコンからFirefox,Thunderbird起動に変更
デスクトップのメールiconを右クリックしGeanyかLeafpadで開き以下の内容に変更します。
#!/bin/shデスクトップのブラウザiconを右クリックしGeanyかLeafpadで開き以下の内容に変更します。
#exec seamonkey -mail "$@"
exec thunderbird "$@"
尚、項番12でfirefoxstartシェルをこの時点で作成した場合には、3行目をexec firefoxstart "$@"とした方が良いでしょう。とりあえずfirefoxがiconから以下の内容で起動確認し12番以降で正しくシェルをしていする用に変更してください。
#!/bin/shこの時点で、一度、ブラウザとメールのiconをクリックし、それぞれ起動するか確認してください。この時10,11でブックマークやプロファイル移行を行うのであれば、初期設定でアカウントなどを作成する必要はありませんので、そこではキャンセルで次に進み、起動確認のみ行い、ファイル→終了で終了してください。
#exec mozstart "$@"
exec firefox "$@"
10. Firefoxのブックマーク移行
- 5-1.と同様に前準備の保存フォルダを開き
- もう一つのFOX-Filerで
/root/.mozilla/firefox/<プロファイル名>.defaultを開き - <プロファイル名>.default内のbookmarks.htmlを保存のため、bookmarks_original.htmlにリネームします
- 前準備で保存したbookmarks.htmlをPuppy上にコピーします。
ROX-Filerで隠しファイルを表示させるにはメニュバーの目玉をクリックするか、ウインドウ上で<Ctrl>+Hを押します。
11. Thunderbirdプロファイル移行
- 上記10-1.と同様に前準備の保存フォルダからProfilesを開き、その中の<プロファイル名>.defaultを開き
- もう一つのFOX-Filerで/root/.thunderbird/<プロファイル名>.defaultを<プロファイル名>.originalにリネームし保存します。
- 前準備のフォルダを11-2のフォルダ上にコピーし、変更前の既に存在していたフォルダ名にリネームします。(<プロファイル名>.default)つまり、元々存在していたものをフォルダごとリネームし、移行したいデータの入っているフォルダを元々の名前でコピーします。
この時点で、前準備での保存フォルダとドライブは、もう使用しませんので、アンマウントしても構いません
12. メール本文のURLクリックでFirefoxへの引き継ぎ設定
/usr/local/binに、mozstartなどのシェルファイルをfirefoxstartとして名前を変えてコピーし
右クリックでテキストとして開くを選択し、以下の内容に置き換えます。
#!/bin/sh
export MOZILLA_FIVE_HOME="/usr/lib/firefox"
url="$1"
if [ "x$url" = "x" ]; then
url="about:blank"
fi
if $MOZILLA_FIVE_HOME/mozilla-xremote-client openURL\("$url"\); then
exit 0
fi
exec $MOZILLA_FIVE_HOME/firefox "$url"
ファイル保存後Thenderbirdをデスクトップのメールiconで起動し、Thunderbirdメニューから
- [編集]→[設定]メニューを選択し
- [詳細]タブ→[設定エディタ]ボタンを押し
- 以下の項目にfirefox起動シェル(/usr/local/bin/firefoxstart)を値欄にセットします。
network.protocol-handler.app.ftp
network.protocol-handler.app.http
network.protocol-handler.app.https
値をセットするには、直したい行の値の上でダブルクリックし入力欄に値を入力しOKを押します。この時の値が/usr/local/bin/firefoxstartです。
(尚、項目が存在しない場合には、ウィンドウ内で[右クリック]→[新規作成]→[文字列]で、新規に項目を文字列タイプで作成し、値をセットします。上記の3項目について3回行います。)
13. FirefoxとThunderbirdのフォントサイズの調整
- Firefox,Thunderbirdの各プロファイル・フォルダー内のchromeフォルダーにuserChrome.cssを作成します。(このファイルにフォントサイズを記述できます)
- .thunderbirdについては、フォルダが存在しない時は新規にフォルダをchromeという名前で作成します。
- Firefoxはchrome内に既にあるsampleを以下の青字の下3行を以下の順番で追加して名前を変えて保存します。(この例では、見やすい14pxにしてあります)
@namespace url("http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul"); /* set default namespace to XUL */
* {
font-size: 14px !important
}
14.個人保存ファイルのバックアップ
SDメモリーの個人保存ファイルを作成した場合。デスクトップの矢的のぐるぐるIconSAVEをクリックし、個人保存ファイルをSDに書き込みます。
書き込み完了は、英語でSaving RAM to '~~' file ...が消えると書き込み完了です。
その後に、/mnt/homeや別のHDD/SD等に~.2fsをコピーします。これによりこれまでの設定がバックアップされます。
以上で終了です。長くなってしまいましたが、できるだへ分かり易くしたつもりです。
お疲れ様。
(7月10日9時PMに少し変更しました)